活動報告
アンネ関連書籍の破損事件について
2014年3月13日(木)
杉並区中央図書館の玄関に入ると、正面にアンネのコーナーがありました。

イスラエル大使からの蔵書300冊の一部と区民からの蔵書とアンネフランク財団から贈られたアンネの家の模型が裏部屋も観られるように工夫され、展示されていました。

イスラエル大使からの蔵書の中の1冊に「15000人のアンネフランク・テレジン収容所に残された4000冊の絵」というのがあります。

その本では、ユダヤ人の画家フリードル先生が、全く希望のないテレジン収容所で死と隣合わせの子供たちに、絵を描くことを通じて想像することの喜びと生きる「希望」を与えていました。

私は以前、テレジンの子供たちの描いた絵を見る機会がありました。
わずかなクレヨンで花や家族を、収容所で描いたとは思えない、美しい色使いの絵でした。

その中である少年が描いた一枚の絵が特に私の胸に刺さりました。

レンガ色のガス室の煙突から灰色の煙が出ていて、煙の中に男の人の顔が描かれているものでした。

この絵を描いた少年は、ガス室の死体を運び出す仕事をさせられていました。
その死体の中に父親の遺体を見つけた日に描いた絵とのことでした。

こんな残酷なことがアウシュビッツでは起こっていました。
そのような中、アンネは命を削って平和を願う言葉を残しました。

「紙は人間よりも辛抱強い」と・・

アンネ関連書籍の破損事件があり、とても残念に思いましたが、今回改めてアンネの思いを伝える機会にしていきたいと考えました。

区議会でアンネのコーナーを拡充すべきと提案いたしました。
またアンネのバラを各図書館に株分けし、二度とこのような卑劣な行動を起こさせない決意にしていきたいと訴えました。

アンネの平和を願う言葉を読み継いでいくことは、現代に生きる私達の責任だと思います。

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